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2008年01月28日

帰国準備チェックリスト

ああ,帰国まで1週間を切ってしまった。というわけで,自分用の確認の意味もふくめて チェックリストをつくってみました。このエントリーは後ほど加筆修正する予定です。


  • 郵便 郵便局においてある"Mover's Guide (PS FORM 3575)"に、日本の住所を 無理矢理書き込んで提出すれば,日本へ転送されるそうです。 (研究留学メーリングリストで教えていただきました。多謝。) フォスターシティ生活情報(跡地)さま に詳しい情報がありますが。これで雑誌・新聞は60日,普通郵便は1年無料転送され, また広告類は廃棄,小包は有料転送だそうです。
  • 銀行口座 ダウンタウンのISB&Tに行って2/3付けで日本の実家に住所変更。これで各種書類は実家に届くはず。また,"Request for Account Closure"のフォームももらってきました。 これを郵送することで, 口座を閉じた上で日本の銀行口座に送金してくれます。手数料は$35。また,銀行に W-8BENという書類を提出することで,アメリカ国外住居者の利息が免除されるそうですが, 僕の場合どうやら,最近提出してたようなので(あいまいな記憶),出さなくていいそうです。 これは3年ごとに再提出する必要があります。あと,国外からの小切手での入金は裏書きとして サインと"DEPOSIT ONLY. ACCOUNT #<ルーティング番号>-<口座番号>"を書いた上で ISB&Tに郵送すれば可能なようです。支払いは,日本から普通に小切手を郵送するか, 僕の場合はほとんどオンラインで払ってしまう予定です。ISB&Tの利用者には、 外国人が多そうですので、この辺の話はスムーズにできました。
  • クレジットカード Premioのカードなのですが帰国直前まで使うことになりそうなので、帰国後に日本事務所に電話して解約の予定。支払いはオンラインで。あと、JALファミリークラブの 帰国届けも帰国してから(でしっかりボーナスマイルを獲得)。
  • 公共料金 基本的に最後の請求書は同僚M先生宅に。支払いはオンラインで。
    • 有線電話 Qwestに電話をしてservice stopを依頼。2月3日に止めてくれと行ったはずなのに……すぐに電話が通じなくなってしまった。面倒くさいので帰国まで携帯電話でいくことにする。
    • 有線と携帯の国際電話 KDDIアメリカに電話する。日本語で楽々,日付指定で解約をお願い。
    • 電気・ガス MidAmerican Energyに行って日付指定でお願い。退去日が日曜なので、大家さんに文句言われないように、月曜解約に。
    • ケーブルTV・インターネット リースになっていた器具一式もってMediacomのオフィスに行き解約。
    • 携帯電話 US Cellularに電話して解約。こっちは日付指定に成功した…はず。
  • 保険
    • 火災・障害保険 僕の場合は、日本の保険代利店・グローバルプロテクション社経由で JAL海外赴任者総合保障に加入していたので、こちらにオンラインで解約を依頼。
    • 自動車保険(保留中) 同社経由&AIGIS経由でAIGの自動車保険に入っていたので、 AIGISに(日本語で)電話して、必要書類をemailで送ってもらった。自動車を持っている間は 保険加入の義務があるので、自動車を売却した翌日に解約する予定。
  • 持ち物の処分
    • 自動車(保留中) 自動車登録証(タイトル)を持って結局買ったディーラに持ち込みました。 車のチェックは20分ほどで終了し、Kelley Blue Bookマイナス$1000 で商談成立。これは、バンパーに穴あけたし、雹(hail)のあとやら、傷やらあるので、 そんなところでしょう。支払いの速さや、 信頼性を考えれば仕方ありません。引渡し前に自分で修理をする必要もありませんし。 おそらく明日、電話連絡がきて、引き渡して、小切手をもらえると思います。
    • 家財道具(保留中) 食器類は日本の方にお譲りすることに。またベッド・ソファー・テレビなど の大物を含む、その他全部一式は、となりのラボのポスドクにあげることに。「いらないもの 売ってくれない?」ときかれたので「ぜんぶタダであげる!」といったら、「全部頂戴!」という ことになりました。条件は、僕が出発する直前(前日にしてもらいました)に自分で運び出すこと。 いや、これはうまくいった。
  • 日本への荷物(保留中) USPS(郵便局)が船便を廃止するという暴挙にでたために、 民間の業者(当然日系企業)をいくつかあたってみました。 アイオワシティの場合は、 米国ヤマト運輸 の「単身プラン」というのがいいようです。これは、梱包道具(ダンボール箱など)を宅配(UPS) で送ってもらい、自分で梱包し、書類を書いた上で日本に送ってもらうサービスです。 ただし、シカゴ市内なら荷物をとりにきてくれるのですが、アイオワからは宅配業者か 自分でシカゴの事務所まで持ち込む必要があります。僕の場合は、 Enterprise Rent-A-Carでヴァンを借りて自分で シカゴに運転して行くことにします。うまく計算どおり車に入るかなあ。
  • 在留届 シカゴ総領事館 から変更届けをダウンロードして帰国に丸をつけてFAX。在留届をオンラインでした 人は変更もオンラインでできるそうですが、4年9ヶ月前にそんなものはありませんでした。
  • アメリカとの通信手段 しばらくボスと論文のためのやりとりをしなければならないのですが、 画像ファイルなどはメールで送るには大きすぎます。私のボスは特にパソコンにくわしい わけでもないので、FTPで送ってくれとかいうわけにもいきません。そこでいろいろ調べた のですが、僕の場合Box.netというオンラインストレージサービス につかうことにしました。双方向の読み書き(コラボレーション)には年$200(15G byteまで) かかってしまいますが、いろいろ遊べそうですし、操作性(もちろん英語じゃなきゃ困る) や速度もそこそこなので、契約してしまいました。 そうそう、夏に帰国したK先生の話だと、アイオワ大の場合、退職すると、猶予期間なしで いきなりメールアドレスが消去されるらしいので、早めに日本で使えるアドレスを 各方面に連絡したほうがいいかもしれません。
  • アパートの解約とサブリース アパートの契約は7月いっぱいまでなので、 2月3日に退去するには、サブリースの相手を探す必要があります。 すべて自分でやることもできるのですが、大家さん(Hawkeye Investment社)に相談したところ、 $100はらって、Sublease Assignmentを依頼することができるというのでお願いしたのが 12月上旬。これは、webページなどで(新聞広告とか出したんだろうか…未確認) での募集を代行してくれるものです。この募集には僕の携帯番号がのってまして、 (一度部屋のチェック希望者すっぽかされたりしつつ)、オクラホマのポスドク(外国人)さん から連絡がありました。条件は1ヶ月分の部屋代を僕が負担することです。 早速大家さんに行き、手続きして、またオクラホマに一か月分のチェックを送り、 一件落着。2月分の家賃はいったん払った上で、次の人がデポジットを払ったのを 確認して、日割りで返却してくれるそうです(これを考えると、$100払っても損はない)。 それと、業者の清掃代を引いてデポジットも帰ってきます。この辺のチェックは M先生の家に送ってもらい、日本に転送してもらう予定です。
  • 税金 ちょうど2007年度のForm W-2が送られてきました。なので早めに確定申告をしちゃいました。入国後2年は大学のほうで契約している外国人用サイトでうまいこと書類をつくってくれるのですが、僕の場合は税法的にはアっメリカ~ンなので(うれしくないわい)、これはつかえません。家に送られてきた1040Aの説明によると、e-filingという電子申請があって、これだと早くお金が 帰ってくるよ、さらに「条件を満たすと」無料で申請できる!とのことなので、 早速みることに。IRSのページからぽちぽち進むと、結局オンライン申請業者をとおして 申請する仕組みのようです。で、順調にすすむのですが、結局入力させておいて、 「あんたの場合は連邦税で$14、州税で$14かかるからはらってね」とのこと。 しかたないので、クレジットカードで払って、そのまま電子申請。ほんとにうまくいってるん だろうか…。住所は日本の実家の住所を入力しました。これで来年(2008年の1月分)の 確定申告の書類は日本に来る…はず。
  • 大学事務との手続き 特に大きなものはなさそうです。最終日に歯学部の秘書さんに 学生証を渡すだけでした。International Officeからは返事がないので、明日にでも、 再度問い合わせて見ることにします。

えー、以上、長々と書いてきましたが、種々の手続きをしつつ、つくづく思ったことを 叫ばしていただいて、本稿を終わらせていただきたいと思います。

英語なんか大っ嫌いだぁぁ!(中島みゆきのオールナイトニッポン調で)

投稿者 hmishima : 2008年01月28日 23:59